産後の骨盤矯正が良いと言うのは、皆さまご存知だと思います。
ですが、帝王切開の場合産道を通っていないのに骨盤矯正は有効なのか?と言う疑問を耳にする事があります。
今日は、その疑問にお答えしていこうと思います。
帝王切開後の骨盤矯正
結論から言えば帝王切開であっても骨盤矯正は必要です。
妊娠中の骨盤は、お産する時に赤ちゃんが骨盤を通り抜けやすいように骨盤の連結を緩めるホルモン「リラキシン」の影響により骨盤が緩んでいるため、骨盤がずれ易くなっています。
このリラキシンは、妊娠中の10ヵ月間分泌されています。
よって、帝王切開だろうとリラキシンの影響により骨盤は緩みとてもずれ易い状態である事には変わりないのです。
いつから骨盤矯正を始めればいいの?
普通分娩なら1ヵ月、帝王切開なら2ヵ月目からにする事をおススメ致します。
はじめのうちは移動していた内臓が元に戻っているデリケートな状態なので1ヵ月経過する前に骨盤矯正をするのはやめておきましょう。
ですが、なるべく早めに始める事をおススメ致します。
最低でも6ヶ月くらいには始めなければリラキシンの影響も薄れ骨盤矯正が硬くなってしまい治りにくくなってしまいます。
骨盤矯正をするには?
自宅でする場合でおススメなのは、やはり骨盤ベルトです。
ですが着け方や着ける位置を間違えると全く意味がありません。
まずは一度、接骨院や整体へ診察するのもいいでしょう。